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ABOUT US

私たちについて

丹波の山あいで、作物を育て、土を育て、地域の人たちに教わりながら暮らしています。丹波三輪ファームを営む、マック(トッド)としづ花です。

収穫したマコモダケを手に、丹波の山を背景に並ぶマックとしづ花
収穫したマコモダケと一緒に。丹波での農園生活の一場面。

イギリスから、丹波へ

私たちは2023年11月、長く暮らしたイギリスを離れ、日本に移りました。大きな理由の一つは、年齢を重ねた家族の近くで暮らしたかったこと。せっかくなら、畑のある場所で、自分たちの手で食べ物を育てたいと考えました。

丹波篠山も含めて住まいを探し、縁があったのが兵庫県丹波市春日町でした。家の周りには畑があり、納屋や農具も残されていました。以前ここに住んでいた方々は、十年以上にわたって化学肥料や合成農薬に頼らず、家族のための野菜を育てていたと聞いています。私たちは、すでに大切にされてきた土地を引き継ぐことができました。

しづ花:種から、お客さまの手元まで

しづ花は日本で育ち、料理や食べ物を大切にする家庭の中で暮らしてきました。イギリスでは花や野菜を育て、やがて「Shizuka Succulents」という多肉植物の小さなナーサリーを営むようになりました。

苗を増やし、一つずつ状態を確かめ、丁寧に梱包して発送する。その経験は、今の農園でもそのまま生きています。

現在は、種まきと育苗の大部分、収穫、選別、梱包、注文対応などを担当。農作物がお客さまに届くまでの細かな仕事を支えています。

ピンセットで育苗トレーに一粒ずつ種をまくしづ花の手元
小さな種を、一粒ずつ。
イギリスで多肉植物の苗を手入れするしづ花
イギリスで営んでいた多肉植物のナーサリーにて。
刈り草や植物残さを集め、堆肥づくりをするマック
刈り草や畑の植物を、次の土づくりへ。

マック:大規模農業から、土の中の世界へ

マック(トッド)は2013年ごろから、イギリス東部の大規模農業に関わる仕事をしてきました。農業機械、農場の運営、情報システムや事業開発など、さまざまな現場を経験し、今もその仕事の一部を遠隔で続けています。

慣行農業の規模や難しさを知る一方で、土を深く耕すことが、土の中の生き物や構造にどう影響するのかに興味を持つようになりました。土壌微生物や再生型農業について、本や講座などを通じて学んできました。

今は畑の計画、土づくり、堆肥、草マルチ、機械作業、設備管理などを主に担当しています。理屈だけでは作物は育たないので、毎年、畑から学び直しています。

丹波の土地に教わる

最初はハッピーヒルのお米や家庭菜園の野菜から始まりました。近所の方から丹波黒豆や小豆の種を分けていただき、育て方を教わりました。友人の「まんまらく農園」の皆さんからは、マコモや米づくりを学ぶ機会をいただきました。

日本のとうがらしにも魅了されました。ただ辛いだけではなく、香りや旨みのある品種を探して味わい、種を採り、自分たちの畑で試しました。丹波の土でよく育ったことが、今のとうがらし栽培につながっています。

移住してすぐに販売を始めたわけではありません。まずは自分たちで育て、失敗し、試し直しながら、土地と季節を少しずつ理解してきました。

まんまらく農園のワークショップで、マコモのわらを使ったしめ縄づくりを学ぶ二人
まんまらく農園のワークショップで、マコモのわらを使ったしめ縄づくり。

作物だけでなく、土も育てる

私たちが大切にしているのは、今年の収穫だけではありません。刈り草、雑草、わら、畑から出る植物残さを堆肥にし、土に戻します。できるだけ土を裸にせず、草やわらで覆い、必要以上に耕さないことを心がけています。

合成農薬や化学肥料を使わずに栽培していますが、有機JAS認証を取得しているわけではありません。認証の有無よりも、実際に何をしているのかを、できるだけ具体的に伝えたいと考えています。

丹波の山に囲まれた畑と、草を利用した土づくりの風景
借りている畑の一つ。地域の土地も少しずつ手入れしています。

地域の一員として

田舎での暮らしは、畑の中だけでは完結しません。地域の共同作業に参加したり、近所の方の草刈りや土地の手入れを手伝ったりすることもあります。農業の話になると、年齢や生まれ育った場所が違っても、自然と会話が始まります。

この土地で長く農業を続けてきた皆さんの経験に助けられながら、私たちも地域の一員としてできることを重ねていきたいと思っています。

畑の外の家族

イギリスから一緒に来たのは、犬のレオとルナでした。レオは2025年に病気で亡くなりましたが、丹波で過ごした時間も大切な思い出です。その後、黒豆にちなんだ名前のクロとマメが家族に加わり、今はルナと三匹でにぎやかに暮らしています。

犬たちとの散歩は毎日の習慣です。なお、農産物の乾燥・調製・梱包を行う場所には犬を入れず、生活空間と分けています。

桜の下で、レオとルナを抱くマックとしづ花
桜の下で、レオとルナと一緒に。
丹波の道を散歩するルナ、クロ、マメと、それぞれの表情を集めた写真
今の散歩仲間、ルナ・クロ・マメ。

これからの丹波三輪ファーム

私たちは、農園を無理なく続けられる仕事に育てたいと考えています。とうがらしの粉やソース、保存食品など、収穫したものをより楽しんでいただく方法も少しずつ考えています。

ただ、大きくすること自体が目標ではありません。土の状態、作物の品質、そして自分たちがこの土地でどんな暮らしを続けたいのか。そのバランスを大切にしたいと思っています。

良い状態で受け継いだ土地を、
もっと良い状態で次へ渡したい。

農園情報

農園名
丹波三輪ファーム
運営者
三輪トッド(通称:マック/しづ花と二人で運営)
所在地
兵庫県丹波市春日町
主な作物
日本のとうがらし、マコモダケ、丹波大納言小豆、丹波黒豆
メール
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